阪神・大山が実戦658日ぶりの左翼守備 矢野監督「選択肢が増えてくる」

 「練習試合、阪神-ソフトバンク」(7日、甲子園球場)

 阪神・大山悠輔内野手(25)が五回から左翼の守備に就いた。左翼での実戦出場は18年8月19日のヤクルト戦(神宮)以来、658日ぶりとなる。

 守備位置が変わった五回、すぐに守備機会が訪れ、8番・甲斐の左前打を処理した。

 試合前練習の30分前から左翼付近で、筒井外野守備走塁コーチと背走キャッチやクッションボール処理の練習を行い、約50分間にもわたり、外野での守備勘を確かめていた。フリー打撃の打球捕では清水ヘッドコーチからアドバイスをもらいながら、懸命に左翼で打球を追う姿もあった。

 大山は1軍で左翼を守った回数は17年が16試合、18年が2試合。経験は少ないが今後、シーズンを見据えた起用で左翼を担う可能性もあり得る。大山の持ち味は打撃。それを生かすための起用法として、練習試合でその可能性を首脳陣も探っている。

 実際に、試合中のテレビ中継の談話で矢野監督が「大山がレフトできるっていうのは、こちらとしても選択肢が増えてくるのかなというところで、今日はやってみようということになりました」と意図を明かしていた。

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