阪神ドラ1・西純が2回1失点 プロ入り後初のイニングまたぎ

「2軍練習試合、阪神-広島」(7日、鳴尾浜球場)

 気迫あふれる投球だった。阪神のドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=が2番手でマウンドに上がり、2回2安打1失点。プロ入り後、初のイニングまたぎも堂々の投球内容だった。

 四回から登板。先頭の7番・大盛を三ゴロ。続く永井には右前打を許すも、バットを粉砕するほどの球の威力があった。9番・韮沢を四球で歩かせ、1死一、二塁のピンチ。それでもここからギアを上げるのが西純の投球スタイル。1番・小園を一ゴロで打ち取り、2番・中村奨から146キロの直球で空振り三振を奪う。帽子を飛ばしながらの気迫の投球だ。

 五回は3番・宇草を一ゴロに打ち取ったが、4番・林に右中間に大きな本塁打を運ばれた。ただここから崩れるどころか、失点したことでギアがさらに上がる。5番・正随を148キロの直球で空振り三振。6番・中神にはこの日最速となる149キロの直球を内角いっぱいに投げ込み2者連続の空振り三振に切った。

 前回登板した2日の2軍練習試合・ソフトバンク戦では1回1安打1失点の内容で、直球への課題を口にしていた。この日は本塁打は打たれたものの、直球の威力、精度には光るものがあった。

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