「２軍練習試合、オリックス－阪神」（１９日、オセアンバファローズスタジアム舞洲）

　阪神のロベルト・スアレス投手が７点ビハインドの六回から登板し、２回２安打無失点と力投を披露。最速１５４キロの直球を主体に投球を展開した。

　順調な調整振りがうかがえる。先頭の岡崎の２球目にはいきなり１５４キロを計測。力強い直球を投げ込む。最後は左飛に抑えた。続く西野には左前打を許したが、飯田を二併殺に打ちとった。

　七回は得点圏に走者を進めたが、要所を締めた。２死一、三塁とピンチとなったが、スアレスは動じることはなかった。紅林に１３１キロのスライダーを打たせ、無失点に抑えた。先発ローテとして期待される男が安定した投球を披露した。