「阪神春季キャンプ」（１１日、宜野座）

　ソフトバンクからトレードで加入した阪神・中田賢一投手（３７）、ジョン・エドワーズ投手（３２）＝前インディアンス傘下３Ａ＝、ジョー・ガンケル投手（２８）＝前マーリンズ傘下３Ａ＝の３投手がシート打撃に登板した。対する打者はマルテ、サンズ、ボーア、福留、糸井の５人。

　１番手でマウンドに上がった中田は多彩な変化球を織り交ぜての投球。二回り目のマルテにセンターオーバーの当たりを打たれたものの、サンズを空振り三振に斬るなど、打者６人に対して１安打、１奪三振、１四球の内容となった。

　続くガンケルはサンズに右前、ボーアにセンター前、福留に一塁線への痛烈な当たり、糸井にセンター前に運ばれ、４連打を浴びた。それでもラストのサンズは空振り三振に斬って、打者６人に対して４安打、１奪三振。

　最後に登板したエドワーズは直球を主体に投球を組み立て、福留、糸井から連続三振を奪うなど、打者５人に対して２奪三振、１四球の無安打ピッチングとなった。