近本、目標はリーグV、日本一、盗塁王東京五輪にも「関わりたい」

黙々と素振りする阪神・近本光司=大阪ガス今津総合グラウンド(撮影・飯室逸平)
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 阪神の近本光司外野手(25)が7日、兵庫・西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンドで自主トレを公開。真価の問われる2年目へ向けて、慣れ親しんだ地でランニングやキャッチボールなどを行い準備を整えた。

 今シーズンもやるべきことは変わらない。ルーキーイヤーは142試合に出場し、リーグトップの36盗塁をマークするなど全力プレーでチームの3位に大きく貢献した。また、7月13日のオールスター第2戦(甲子園)では、史上2人目となるサイクル安打を達成。新人では初となる快挙で野球ファンを熱狂させた。「去年はどっしり構えるということを自分の中で掲げていた。今年は去年と同じようにしっかり自分の考えややりたいことをできるようにしたい」と気持ちを引き締めた。

 7月には、東京で56年ぶりとなる五輪が開幕する。「一生に1回しかないと思うので、何かしらの形で関わりたいなと思いますけど。頑張ります」と意欲を示しながらも狙うはチームとしての歓喜。「リーグ優勝と日本一を目指して、個人としては2年連続の盗塁王を獲れるようにしたい」と2020年も躍動することを誓った。

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