ドラ4遠藤 目指せ、秋田県PR大使! “愛犬”「秋田犬マサル」と入寮

寮に持ち込んだ秋田犬のぬいぐるみ“マサル”を手にリラックスする遠藤(撮影・田中太一)
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 阪神ドラフト4位の遠藤成内野手(18)=東海大相模=が6日、「秋田犬マサル」のぬいぐるみを持って入寮した。地元・秋田県のご当地品。「1軍で活躍して、秋田県の皆さんを喜ばせたいです」と将来的なPR大使就任を目標に掲げた。

 まだ、あどけなさの残る18歳。小さなぬいぐるみを抱えて寮に入った。フィギュアスケート女子の平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワにプレゼントされたことでも有名な秋田犬「マサル」をモデルにしたもの。母の思いがあった。

 「『秋田のことを思って頑張りなさい』と、母が買ってくれました。これからは枕元に置いておきます」

 昨年12月の入団会見でも「チームにいなくてはならないようなバッターになります」と宣言。矢野監督から「言い切りよった。すごいな」と絶賛された。攻走守三拍子そろった遊撃手。高校通算45本塁打と将来性豊かな有望株だ。

 「秋田はお米がおいしい。きりたんぽにハタハタ、しょっつる鍋もPRしたい。地元の人を喜ばせて、恩返しできたら」。あふれる地元愛が、遠く離れた関西で戦う原動力になる。誓うのは秋田の英雄・落合博満氏のような活躍。夢を現実に変え、故郷に錦を飾る。

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