ドラ5の藤田「野村ノート」持ち込み正捕手目指す

野村克也氏の本を手に笑顔を見せる藤田(撮影・飯室逸平)
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 阪神のドラフト5位・藤田健斗捕手(18)=中京学院大中京=が6日、新人一番乗りで西宮市の虎風荘に入寮した。「ようやく阪神タイガースの生活がはじまる」と笑顔。虎の正捕手を目指す挑戦が始まる。

 捕手・藤田の礎ともなっている野村克也氏の著書「野村ノート」を持ち込んだ。高校時代、携帯を一切使用できない環境から野球の本を読んでいた藤田。高2の時にこの本に出会った。「うまくいかない時や壁にぶち当たったときに読んでいました」。

 他にも古田敦也氏の「フルタの方程式」という本も読み込んだという読書好き。矢野監督も読書を推奨する指揮官であるだけに「(本を)教えて頂きたい」と目を輝かせていた。

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