矢野虎 春季Cはハードスケジュール!6クール&休日5日から5クール&休日4日へ

 阪神が2月1日から始まる春季キャンプで、全日程を休日4日間、計5クールで消化することが4日、分かった。例年は5日の休日を設け、第6クールまで組んでいたが、15年以来、5年ぶりのハードスケジュールとなる。今年は東京五輪開催の影響で、開幕が昨年より9日も早まるため、第2クール以降の土日祝日は全て対外試合を設定。その一方で練習時間を確保し、自主的な課題克服を求めていく。

 2005年以来、15年ぶりのリーグ優勝を目指す20年。そのために鍛錬を積む春季キャンプは、近年では異例のハードスケジュールとなる。直近4年間は5日の休日を設定していたが、今年は4日で全日程を消化することになる。

 今季の開幕は昨年よりも9日早い3月20日・ヤクルト戦(神宮)。矢野監督は早期開幕に対応するため、宜野座キャンプで第1クールから実戦を行うことを明言し、選手には早めの調整を指示した。対外試合も第2クール以降の土日祝日全てで組まれており、実戦漬けとなる。

 その一方、チームには伸び盛りの若手が多い。昨秋の安芸キャンプでは選手各自が目的意識を持ち、早出や居残り練習でレベルアップを図った。今春も継続して個別練習などの時間を確保するために、休日を減らして対応したもようだ。

 チームとしても取り組むべき課題は多い。今オフは4人の新外国人選手を獲得。投手のエドワーズ、スアレス、ガンケルだけではなく、内野は一塁手のボーア、マルテは三塁にコンバートされる。シーズンに向けて、サインや連係プレーの確認などに時間を確保しなければならない。

 第1クールは異例の5勤スタート。今春は例年以上に内容が濃いキャンプとなりそうだ。

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