青柳、ONE TEAM精神で飛躍へ ラグビーW杯での帝京大OB活躍に刺激
阪神の青柳晃洋投手(26)が18日、W杯で初の8強入りしたラグビー日本代表を刺激に、プロ野球選手として負けない活躍を誓った。この日は、神奈川県相模原市にある特別養護老人ホーム「相模湖みどりの丘」を慰問。“原点の地”で野球振興の思いを強くした。
「少しでも多くの方に野球に興味を持ってもらって。楽しい日常を過ごしてほしいです」。帝京大に在籍した4年春、野球部寮の隣に新設された施設。鏡開きから参加し、ドラフト指名後も訪問。そこから毎年、オフにはあいさつに訪れている。
同校はラグビーの強豪で、日本中に感動を届けた代表チームにも姫野、流、松田、坂手、中村、堀江、ツイ・ヘンドリックらがいる。中でも坂手は同級生。大会での活躍は刺激になった。「すごく受けましたね。ここまでメジャーになったので。負けないように頑張りたい」。くしくもこの日、坂手ら数人が同大学を訪問していた。
「ONE TEAM」精神で負けない活躍を誓う。今季は1年間、ローテを守り9勝。施設入居者の反応も、昨年までとは違うものになった。「活躍して来るっていうのはうれしい。毎年、いい報告ができるようにしたい」。イベント内では来季の2桁勝利、西勇を超える活躍を約束した。野球で活躍を続け、笑顔と感動を届けていく。
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