糸原が2000万円増の6000万円で更改 主将で奮闘「優勝を目指したい」
阪神の糸原健斗(27)が4日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸4000万円から、2000万増の6000万円でサインした。(金額は推定)
今季は球団史上最年少で主将に就任。2年連続で全試合に出場し、グラウンド内外で2年ぶりのCS出場に貢献した。打率・267、2本塁打、45打点。「今年は自分の成績も下がったので。悔しい1年だった」と振り返った。来季も2年連続で主将を務めることが決まっている。
「来年は自分の成績もそうですけど、チームも3位に終わった。より一層、優勝したい気持ちが強くなったので、優勝を目指していきたい。そうすることで、自分の数字もいい方向にいくと思う。優勝を目指したい」
チーム15年ぶりのリーグ優勝を誓う。右大腿(だいたい)部後方の筋挫傷からのリハビリ中だが、順調な回復経過をたどる。球団からは「若い力で引っ張ってくれ」と背中を押された。目指すは3年連続での全試合出場、チームのリーグ優勝だ。「悔しい気持ちを持って。練習しかないので。しっかり練習していきたい」と、さらなるレベルアップを誓う。