岩田“40歳先発”宣言 講演会で高校生を前に誓い
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阪神・岩田稔投手(36)が22日、京都府内の西城陽高等学校で「オリンピック・パラリンピック事業」講演会に出演。普通科スポーツ総合専攻クラスの約120名を前に“40歳現役先発宣言”を打ち立てた。
「なかなか40歳で1軍の先発で投げている投手は少ない。同じ1型糖尿病の人のためにも、アイツが頑張ってるならという存在になりたい。だから40歳までやり続けたい」
先を見据えて、トレーニングを継続させている。「7年目の時から5、10年先までどうしたらケガなくパフォーマンスが出せるか」と考え始めた岩田。野球に限らず、肩関節を柔らかくするため水泳に取り組み、趣味でもある自転車で下半身強化にも努めてきた。
今季は14試合に登板し、3勝4敗。「調子がいいと思った試合はなかった」と納得できる数字ではなかった。6年前から米国の施設で自主トレを行い、今オフも渡米予定。40歳まで先発投手として現役を続けるためにも、まずは来季、納得のいく結果を出す。