桑原、言い訳なし25%ダウン 2年間の疲労蓄積は否定…来季必ずはい上がる!
阪神の桑原謙太朗投手(34)が21日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6000万円から減額制限いっぱいの1500万減となる4500万円でサインした。2017年から2年連続60試合登板の蓄積疲労も考えられたが、本人は否定し「去年は去年。今年投げられなかったことがすべて」と潔く25%のダウン提示を受け入れた。
シーズン中はいかなる状況でも準備し、マウンドに上がるリリーフ投手。過去2年の影響があってもおかしくない中、桑原は一切の“言い訳”を封印した。「投げられなかったことがすべてなので」と言い切り、黙って判を押した。
今季はわずか7試合の登板にとどまり、防御率は9・00。4月下旬に出場選手登録を抹消されて以降は右肘痛の影響などもあり、ファームで実戦復帰のメドも立たなかった。ただ現在はキャッチボールを再開しており、ブルペンでの投球練習については「(来春のキャンプで)いけたらと思います」と説明。2020年シーズンの開幕へ一歩ずつ段階を進める方針だ。
ファームでのリハビリ中は若手が必死に取り組む姿を見てきた。「自分も若い子たちに負けないように頑張っていきたいと思います」。まだまだ老け込む年ではない。もう一度、1軍のマウンドで大車輪の働きを見せる。
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