ドラ3及川 200勝以上!レジェンドDNA継承へ 横浜先輩・若林忠志氏のように

 かわいい虎が2匹隠れたタイガースカラーのフラワーアレンジメントの前で笑顔でガッツポーズをする横浜・及川
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 “レジェンドDNA”継承だ!!阪神からドラフト3位指名を受けた及川雅貴投手(18)=横浜=が7日、横浜市内のホテルで入団交渉し、契約金5000万、年俸600万円で仮契約を結んだ。プロの舞台を踏む上で目標に掲げたのは同校(旧本牧中)OBであり阪神でも球団在籍最多233勝を挙げた若林忠志氏。社会貢献活動にも尽力した先輩の背中を追う。(金額は推定)

 偉大な先人のDNAは自らが受け継いでいく。横浜(旧本牧中)の先輩というつながりだけではない。猛虎の一員となる巡り合わせに“ある種”の運命を感じずにはいられない。「(同校OBに)偉大な方がいらっしゃって、同じプロの舞台に入れた」。監督兼投手としてプレーしながら社会貢献活動に尽力した若林忠志氏の生き方に及川が共鳴した。

 今から半世紀以上もさかのぼる。プロ野球創成期の1936年に阪神入りした若林氏は球団在籍最多となる233勝を挙げると同時に、少年院慰問などの活動に精力的だった。

 その精神は受け継がれ、球団では社会貢献やファンサービスの活動に取り組んだ選手を「若林忠志賞」として表彰している。当然、及川自身も「そういう活動もしていけたら」とプロ入り後を見据える。

 ただ、プロ選手として社会貢献活動を行っていくには、実績も必要となってくる。成績を残すため、まず掲げるのは直球の質の向上。その上でもくろむのは、ソフトバンク・古谷が2軍戦で記録した日本選手左腕最速の160キロだ。

 「質を求めるトレーニングをしていけば自然とスピードも上がっていく」。八日市場二中時代の匝瑳シニアで「139から140キロ」だったという球速は、現在MAX153キロ。わずか3年足らずで13、4キロのスピードを上乗せした18歳の可能性は計り知れない。

 今も球界には範を示してくれる先輩が多くいる。プロ野球のオフシーズンになると横浜OBの日本ハムの近藤や浅間が、同校グラウンドに足を運んでくれた。「バッティングだけだったんですが披露してくれました」。そんな先輩たちと同じ舞台に立つ日に向け、現在は土台強化を念頭にダッシュなどで下半身をいじめ抜いている。

 あどけなさを残す表情から時折、緊張の色が浮かぶ。猛虎のレジェンドの名に強い反応を見せる。若林氏の通算勝利数を知ると「(自分も)200勝以上。そういう数字を目標にやっていけたらと思います」。令和元年のドラフトで猛虎入りするサウスポーが、昭和初期の球界を彩った大先輩の背中を追いかける。

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