巨人は5番阿部、6番重信 突破率0%の阪神は7番大山【スタメン】
「セCSファイナルS・第3戦、巨人-阪神」(11日、東京ドーム)
巨人は引き分け以上で日本シリーズ進出が決まる。2連勝で迎える第3戦、先発マウンドにはドラフト6位・戸郷が上がり、女房役は炭谷が務める。5番には阿部、6番には重信が入った。
阪神は連敗でアドバンテージを含めて3敗。4勝先取のCSファイナルSで、崖っぷちの状況に立たされた。
過去12度のセ・リーグCSファイナルS(2008年以降1位球団にアドバンテージ1勝)で、1、2戦連敗からの勝ち上がりは、2012年・巨人の1度。ただし、この年の巨人はシーズン1位で、アドバンテージ1勝があった。アドバンテージを含む2戦を終えた時点で、0勝(いわゆる3敗)のチームが、勝ち上がったケースは過去にない。
突破率は0%。まさに崖っぷちで第3戦を迎える。先発は青柳。「シーズンと違って短期決戦なので。監督やコーチに任せてもらえて光栄です。一人一人、1イニング1イニングと思って結果、勝ちに貢献したい。勝つことだけ考えたい」と前を向いている。
打線は「7番・三塁」で大山が2試合ぶりにスタメン復帰。「1番・中堅」近本、「2番・遊撃」北條がキーマンになる。
スタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・中堅 近本
2番・遊撃 北條
3番・左翼 福留
4番・一塁 マルテ
5番・二塁 糸原
6番・右翼 高山
7番・三塁 大山
8番・捕手 梅野
9番・投手 青柳
【巨人】
1番・右翼 亀井
2番・遊撃 坂本勇
3番・中堅 丸
4番・三塁 岡本
5番・一塁 阿部
6番・左翼 重信
7番・二塁 田中俊
8番・捕手 炭谷
9番・投手 戸郷