阪神・青柳、中1日も苦にせず7勝目の権利持って降板 打撃では初の犠飛

1回、筒香を打ち取り笑顔を見せながらベンチへ戻る青柳(撮影・田中太一)
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 「DeNA-阪神」(5日、横浜スタジアム)

 先発した阪神・青柳晃洋投手が、5回2/3を投げ、6安打2失点。4点のリードを守り、7勝目(9敗)の権利を持って降板した。

 3日の先発マウンドに上がったが、落雷の影響でノーゲームとなり、中1日での登板。難しい調整を苦にもせず、序盤から最速147キロの直球で押した。初回、先頭の神里に中前打を浴びたが、ソトを三ゴロ併殺に抑える。続くロペスは遊撃・木浪の悪送球で出塁を許すが、筒香を遊ゴロに抑えて脱した。

 四回にはプロ4年目にして、自身初の犠牲フライなどで一挙6点を先制。五回に2点を失ったが、大量の援護にも助けられた。

 また、6-2で4点リードの六回。先頭の青柳は、DeNA3番手・武藤の2球目を流し打ち。右翼前へ鋭い打球を飛ばしたが、右翼手の梶谷が前に出てワンバウンドで捕球すると、一塁へワンバウンドの鋭い送球。懸命の走塁も実らず、アウトになった。予期していなかったようで、ベンチに戻ると苦笑いを浮かべていた。

 六回、2死一塁の場面で途中交代。三塁側のスタンドから拍手を送られながら、ベンチに退いた。それでも中盤での降板に「序盤から野手の方々に大量援護をいただき、投げやすい環境を作ってもらったにも関わらず、早い回でマウンドを降りてしまい、悔しい投球となりました。点を取ってくれた野手の方々に感謝です」と振り返った。

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