矢野監督「横浜、広島とね。来週1週間、僕たちの野球を」【一問一答】
「阪神2-0巨人」(1日、甲子園球場)
阪神が今季9度目の完封勝利で、巨人3連戦に勝ち越した。巨人戦での完封勝利は2018年5月25日以来。先発の岩貞祐太投手が、3月30日ヤクルト戦(京セラドーム)以来、155日ぶりの2勝目をつかんだ。以下は阪神・矢野燿大監督(50)の一問一答。
-タイトなゲームだったが、勝ち越しを決めた。
「ウチらしいというかね、ピッチャーがしっかり守ってくれて、まあ手に汗は握りながら見ていましたけど、やってくれると思って見てました」
-ジョンソンの存在が大きい。
「まあそうですね、あそこはもう、スグル(岩崎)も3連投でしたし、もうピンチになったところでジョンソンを行こうというのはある程度準備していたので。まあまずはサダ(岩貞)がね。あそこまで行ってくれたというのが一番大きいでしょうね」
-復帰登板の岩貞はどこが良かったか。
「まあもともと投げっぷりがね。いいピッチャーですし、腕の振りと、低めに行ってね、ゴロを打たせられたという部分も大きかったですし。期待はもちろんしていますけど、本当に期待以上のね、ピッチングをしてくれました」
-打線は福留の三塁打から先制点。
「うーんまあね。たくさん点を取って、ということはなかなかできないですけど。その場面その場面でね。みんながやることやって、まあなんとか2点取れたんでね。もっと点を取れるようにはしたいですけど、はい、それぞれはよくやってくれたと思います」
-先発の岩貞に勝ちが付いたのも大きい。
「そうですね、まあ先発陣もね、この時期に1人でも出てきてくれるというのは、本当にチームにとっても大きいですし。やっぱり勝ちが付くか付かないかというのはすごく、次の登板にも大きく影響するんでね。そういうところではサダにしっかり勝ちが付いて、ウチらしいゲームでね、球児で締めたというのは、すごく意味があるかなと思います」
-クライマックスシリーズへ向け負けられないゲームが続く中で、次はDeNA戦。
「そうですね、いい形作れましたし、まあ横浜、広島とね。来週1週間、僕たちの野球をね、精いっぱいやり切れるように頑張ってきます」