青柳、自己ワーストタイの6失点でKO またも勝てず…2カ月白星なし

5回、ヤクルト・中村悠平に押し出し四球を与えがっくりする阪神・青柳晃洋=神宮球場(撮影・棚橋慶太)
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 「ヤクルト-阪神」(7日、神宮球場)

 阪神の先発・青柳が押し出し死球など、制球難を露呈して5回7安打、今季ワーストの6失点。6四死球と苦しみ、5点のリードを許す展開でKOされた。

 試合は同点で迎えた四回、村上に勝ち越し24号3ランなどで4点を失った。

 青柳は1点リードの三回、先頭の中村に死球を与えると、2死二類から太田に一塁線を破られ、同点に追い付かれていた。さらに続く四回、先頭の青木に再び死球を与えると、続く山田には四球を与えて無死一、二塁。雄平の一ゴロで一、三塁とされ、迎えた村上に初球、141キロのツーシームを、右翼スタンド中段まで運ばれた。

 さらに気落ちしたのか、中村に左翼線を破る二塁打、奥村に中堅の頭上を超える適時二塁打を浴び、この回4失点。制球難を露呈する形で、2つの死球がいずれも失点につながった。

 今季ヤクルトには3試合に登板し、1勝1敗。防御率1・06と好成績を残しているが、6月12日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を最後に、5試合連続白星がついてない。

 続く五回には2死から山田に、この日2個目の四球を与えた。雄平には左翼線を破る二塁打を浴び、村上を申告敬遠。2死満塁から中村に対して制球が定まらず、この回3つ目の四球で押し出しを許した。

 6失点は6月29日・中日戦の5失点を上回り、今季ワースト。2017年4月15日の広島戦(甲子園)以来となる、自己ワーストタイの失点となった。

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