支配下契約の片山「95」新ユニに「片山の番号だ、と言ってもらえるように」

 片山に届いた背番号95のユニホーム=オセアンBS(撮影・佐藤厚)
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 阪神の育成1位・片山雄哉捕手(25)が30日、支配下契約を結んだ。背番号は「122」から「95」に変更。年俸は420万円(推定)。ウエスタン・オリックス戦後、西宮市の虎風荘で取材に応じ「この1年目で1軍に上がるチャンス、もっともっと結果を出すチャンスをいただいたな、と。それが一番ですね」と満面の笑みを浮かべた。

 プロ入り前のBC福井時代から「打てる捕手」として評価を集めていた片山。今季はここまでウエスタン・リーグで51試合に出場して打率・216、4本塁打、11打点。チーム唯一の「左打ちの捕手」という面でも貴重な存在で、パンチ力ある打撃は1軍でも起爆剤となりそうだ。

 この日、試合に出場することはなかったが、95番のユニホームを身に着けて2軍戦にベンチ入り。ベンチ裏で黙々とバットを振り込む姿があった。

 新たな番号のユニホームを着た片山は「実感がない。まだ違和感でしかない。でも評価していただいたことをうれしく思いますし、二桁の番号に変わったことでより一層恥のないように、気を引き締めてやりたい」と決意を込めた。

 目標はもちろん1軍の舞台で活躍することだ。「この自分の番号が片山の番号だ、と言ってもらえるように頑張ります」。ここから新たに片山の挑戦が始まる。

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