阪神“最悪伝説”グリーンウェル氏 契約金返金を進言と証言も 引退後は多角経営

マイク・グリーンウェル=1997年撮影
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 1996年に阪神入団も、出場わずか7試合で自打球により骨折し、「神のお告げ」を理由に引退したグリーンウェル氏(55)が7日放送のフジテレビ系バラエティー「ジャンクSPORTS」に登場。阪神に契約金を「すべて返す」と進言していたと証言した。

 メジャー打率3割超の実績をひっさげ、阪神と3億6000万円で契約。しかしキャンプ途中で帰国してしまうなど謎の行動を取り、5月にようやく試合出場も、右足に自打球を当て骨折。そして「神のお告げだ」と突然引退してしまった。

 番組クルーは米国・フロリダにあるグリーンウェル氏の私有地を訪問。広大な畑にカートで現れたグリーンウェル氏は現在、イチゴ狩りや動物の餌やりなどの体験型農場を経営しているそうで「私の人生はすべて、神様の計画通りだ」と、相変わらず“神のお告げ”通りに人生を進めているようだ。「引退後は遊園地経営やカーレースにも手を出したよ」と振り返った。「グリーンウェルズ」という遊園地も最近まで経営していたが、2億円以上で新たな経営者で売ったという。

 わずかシーズン1カ月で引退してしまったことについて「契約金をすべて返すと阪神のオーナーに言ったんだが、オーナーが『正直な人だ』と、返金はなくなったんだ」と説明。その上で「あんな形で引退して、日本のファンの方に申し訳ないと思っている」としおらしく話した。

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