ロッテから移籍の高野、阪神カラー黄色のネクタイで会見
ロッテから阪神にトレード移籍した高野圭佑投手(27)が7日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は「30」に決まった。
紺色のスーツに身を包み、この日のために「購入しました」という、タイガースカラーの黄色のネクタイで会見した高野は「伝統と歴史のあるチームだと思っています。その一員としてしっかり頑張っていきたい」と表情を引き締めた。
会見前には矢野監督にあいさつし、「楽しく野球をやってくれ」と言葉を掛けられたという。甲子園のマウンドに関しては「野球の聖地と言われている。そこで投げられる喜びを感じながらプレーさせていただきたい」と意気込みを口にした。高野はあす8日、鳴尾浜での2軍残留練習に合流する予定。
広島県出身の高野は、呉工から四国学院大、JR西日本を経て15年ドラフト7位でロッテに入団。16年5月28日のソフトバンク戦でプロ初登板。3年目だった昨年は自己最多の17試合に登板して1勝0敗、防御率4・15の成績を残し、今季はここまでロッテで2試合に登板し、0勝0敗。