阪神が3試合連続で先制 糸井が初回に適時打
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「交流戦、阪神-楽天」(20日、甲子園球場)
阪神が初回、糸井嘉男外野手の右前適時打で、3試合連続で先制点を奪った。
この回、1死から糸原が右翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。続く糸井は1ボール2ストライクから4球目、真ん中低めのフォークをフルスイングした。
打球が一、二塁間を抜ける。二走・糸原は迷わず三塁を蹴ると、先制のホームを踏んだ。糸井は前夜19日の同戦でも、今季初の4安打にファインプレーと、攻守で懸命な姿を見せていた。
「打ったのはフォーク。初回から先制できてよかったです。もっと取れるように頑張ります」
チームは引き分けを挟んで5連敗中。負ければ交流戦開催15年目にして、ワーストとなる6連敗の危機に立つ一戦。“超人”のひと振りでまずは主導権を握った。