大腸がんから復帰の原口が涙のサヨナラ打「最高の気分です」 甲子園大熱狂!

9回阪神2死二・三塁、阪神・原口文仁はサヨナラ打を放ち喜びを爆発させる=甲子園(撮影・山口登)
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 「交流戦、阪神4-3日本ハム」(9日、甲子園球場)

 阪神が九回、代打・原口の適時打でサヨナラ勝ち。連敗を2で止めた。2死無走者から高山、北條の連打などで二、三塁とすると、原口が日本ハム・秋吉から中前へはじき返し、サヨナラの走者を迎え入れた。

 大腸がんから復帰したヒーローはナインから歓喜のシャワーを浴びせられると、さらにベンチを飛び出してきた矢野監督と抱き合って歓喜した。

 久しぶりに聖地・甲子園の「みんな、ただいま~。最高です!センターの前に落ちてくれとという願いだけで走ってました。周りの方にすごく支えてもらったので。きょうここに集まってくれたお客さん、全国で応援してくれているタイガースファンが待っててくれたので。きょうを迎えることができて最高の気分です」と涙を見せながら振り返った。

 1-3と2点ビハインドの七回には梅野が好走塁を見せた。先頭のマルテが左前打で出塁すると、梅野も左線二塁打で続き無死二、三塁とチャンスを広げた。続く、高山の遊ゴロの間に1点を奪い、1点差に詰め寄った。

 なおも1死二塁。北條の打席で二塁走者の梅野が三盗を仕掛けた。捕手・清水の送球は高く逸れて左翼へ。その間に三塁を回り、一気に同点の本塁に生還した。

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