ガルシア、粘りの投球で5回1失点 被安打8、毎回得点圏に走者背負うも

5回日本ハム1死満塁、日本ハム・中田翔を併殺に打ち取り、雄叫びを上げる阪神 オネルキ・ガルシア(手前)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「交流戦、阪神-日本ハム」(9日、甲子園球場)

 阪神・先発ガルシアが5回8安打1失点で降板した。5回まで毎回走者を得点圏にまで進められる苦しい内容も最少失点でしのいだ。

 一、二回は共に先頭打者を出塁させたが、粘りの投球で得点を与えず。ただ、誤算だったのは三回。2死一、二塁から清水の放ったゴロを三塁・大山が適時失策。強いゴロを捕球できず、後逸した間に、二走・近藤の生還を許し先制点を失った。これで先制を許したのは3試合連続。この日の試合前まで12球団ワーストとなる53失策だった阪神。この日も痛いミスが出た。

 ただ、タイムリーエラーした大山には、マウンド付近で笑顔を浮かべながら声をかけて気にかけた助っ人。この回2死一、二塁から中島卓の投ゴロを処理した際は、ライナー性の打球が右膝上付近に当たり、屈伸などで気にする様子もあった。

 味方打線が同点に追いついた直後の五回1死満塁からは代打・中田を投ゴロ併殺。耐えて相手打線を最少失点に食い止めた助っ人の98球。最後はほえながらベンチへ引き揚げた。

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