藤浪、16日の復帰登板で窮地救う「できることを精いっぱいやる」
阪神・藤浪晋太郎投手(24)が15日、復帰登板に向けた意気込みを語った。16日のDeNA戦(横浜)に先発予定。7月26日の広島戦以来、52日ぶりの1軍登板。「いま自分にできることを、精いっぱいやる」と誓った。
14日に合流し、この日はダッシュなどで調整。登板に向けて横浜に移動した。「呼ばれた以上、自分の力を出すだけ」。100%の状態を整えての昇格ではない。ただ、「やってきたことは間違いじゃない」とし、2軍生活を前向きに捉える。
チームは3連敗。終盤の連戦に加え、先発はメッセンジャー、秋山らを欠く窮状だ。香田投手コーチも願う。「彼に背負わせるのはかわいそうだけど、いずれにしても自分の投球にこだわってほしいね」。逆転CS出場に向けて、救世主の役割を託す。