手負いの糸井 執念フル出場で5戦連続安打&17戦連続出塁

 「阪神2-7巨人」(8日、甲子園球場)

 手負いでもグラウンドに立ち、フル出場で、フルスイングでナインを鼓舞した。阪神・糸井が示した執念。好機を広げた1安打にも、大敗に語る言葉が出てこない。真っすぐ前だけを向いて、帰りの通路を足早に歩いた。視線の先に明日を見据えた。

 六回だ。5点差と劣勢の展開。1死一塁で打席に立つと、菅野の直球を右前に運んだ。5試合連続安打、17試合連続出塁。得点にこそつながらなかったが、相手エースの決め球150キロをはじき返した。4番の一打だ。

 6日の広島戦。右ふくらはぎの張りを訴えて途中交代した。6月末には死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。完治せぬままの出場が続く。それでも、金本監督の「無理してでも出てほしい」という思いに応えたフル出場。必死に上位を狙う。

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