広島 矢野の抹消「疑念ある選手をプレーさせることに抵抗」 『ゾンビたばこ』渡していた人物と同席写真が一部週刊誌に 新井監督は試合後に謝罪
広島は17日、矢野雅哉内野手(27)の出場選手登録を抹消した。一部週刊誌が矢野ら広島所属選手3人が、羽月隆太郎氏に「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物のエトミデートを渡していた人物と、同席する写真を掲載していた。
鈴木清明球団本部長(72)は取材に対応し、矢野について「売人と言われる人と密室にいること自体が強い疑念を抱く状況。1軍でそういう疑念のある選手をプレーさせることが、私としては抵抗があるので、話をして登録抹消してもらった」と説明。球団内での調査は継続中で、「現段階では指定薬物、エトミデートを含んだいわゆる『ゾンビたばこ』を使用した事実は確認していない」とした。
矢野に関しては同人物とホテルの一室に一緒にいる写真も掲載されており、球団からの疑念が強まった形。「これはペナルティーではない」と強調した鈴木本部長だが、抹消期間は未定で「疑念のある状態でファンにプレーを見てもらうことは、相手チームに対しても申し訳ない」と語った。
他の2選手については「そういう人たちとグループで写真を撮られることは一時的にあるかもしれない。売人と呼ばれる人と密接な関係が続いていると判断できない」とし、「今後、選手に関する事実が何か出てくれば、対応して考える」という方針を示した。
矢野は、この日行われた阪神戦の試合前練習に参加。荷物をまとめ、試合開始前に球場を後にした。今後は3軍で練習する見通しとなった。新井監督は試合後、報道陣からの問いに「鈴木さんから聞きました。たくさんの方にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳なく思っています」と話した。
