小野4回4失点KO 71球で降板…初の東京Dで屈辱

 「巨人6-0阪神」(25日、東京ドーム)

 止めたかったチームの連敗。勝ちたかったエースとの対決。阪神・小野は敗戦につながった1球を、「失投」と言い訳しなかった。4回6安打4失点で4敗目(7勝)。8月初黒星で、自身の連勝は3で止まった。初回の失点以上に悔やんだ四回の2点。不用意な1球だ。

 初回、岡本に2ランで先制点を失い、これ以上の失点は許されない展開。四回だった。先頭の岡本に四球を与え、阿部に一、二塁間を破られた。続く長野との対戦。ボール後、ファウル3つで追い込んだ。5球目。空振りを狙ったフォークが高く浮いた。2点適時二塁打で4失点KOだ。

 「本塁打は攻めた結果。2点で粘れたら良かったけど、四回は走者をためた後に追い込んでから失投でした」

 五回に代打を送られ、わずか71球で降板。香田投手コーチは「内角を突き切れないのも課題」と指摘した。4イニングで3度、先頭出塁を許す内容。小野も「四球もいけなかった。反省しないと」と課題を口にする。直球が魅力の右腕に求められる制球力。初の東京ドームで味わった屈辱を成長の力に変えたい。

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