馬場 3回KO 押し出しで同点…制球に苦しみ初勝利ならず
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「DeNA-阪神」(12日、横浜スタジアム)
阪神先発の馬場皐輔投手が、3回途中7安打4失点で降板した。
制球に苦しんだ。2点リードの二回1死二塁。大和に左翼へ適時二塁打を放たれて1点差に迫られると、四死球で2死満塁のピンチを招いた。迎えた石川には11球粘られた末、フルカウントからの12球目がボールとなり押し出しの四球で同点。なおも満塁としたが、ロペは中飛に打ち取った。
同点の三回。先頭の筒香を見逃し三振に仕留めるなど、簡単に2アウトを奪ったが、踏ん張り切れなかった。ソトに左中間へソロを被弾。その後も3連打で1点を失い、2死一、三塁とした所で金本監督から交代が告げられて降板となった。
初勝利を目指し、2度目となる1軍マウンドに上がった右腕。試合前には「今回は2回目なので。失投など防げるミスをなくして、自分の投球をすることが大切だと思う」と気を引き締めて臨んでいたが、無念のKO降板となった。