糸井不在…4番・陽川 燃えた4戦連続打点 「どんな球が来ても打てるように」
「阪神5-10中日」(3日、甲子園球場)
超人の穴は俺が埋める。阪神・陽川が右足腓骨骨折で出場選手登録を抹消された糸井に代わり、2試合連続で4番に入った。2安打1打点と結果を出し、今後への期待感を抱かせた。
初回1死一、三塁の場面。小笠原のチェンジアップに2度、バットが空を切るが、3度目で捉えた。バットを折りながらも左前に運ぶ適時打。4番としての2戦連続適時打で4試合連続打点とした。
「(勝負球は)インコースの真っすぐっていう頭はあった」と振り返りながら、「どんな球が来ても打てるように」と頭を整理し、三度目の正直で決めた。七回の第4打席は岩瀬から右前打をマークした。
金本監督はさらなる成長を促す。「あとは速い球が打てれば。その対応ができたら、もう一歩、前進だと思うけどね」。チーム三冠王不在の中、勝負強さを見せる背番号55に4番を託す。
「切り替えて、また明日から準備していきたい」と陽川。チームを勢いに乗せる勝負強い打撃で、主砲の役割を全うしていく。
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