秋山が今季最短でKO 五回途中6失点 岩崎もリード守れず逆転許す

 5回、バレンティンに適時打を浴びた秋山(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神・先発の秋山拓巳投手(27)が今季最短となる4回1/3を投げ、8安打6失点で降板となった。

 この回、ヤクルト打線の猛攻を受け一挙4点を失い、逆転を許した。

 虎党の悲鳴がこだましたのは五回だ。ピリッとしない秋山がつかまった。1死から、青木、山田に連打を浴びると、バレンティンには左前へ運ばれ、1点を失った。6-4とリードは2点。あと2アウトで勝利投手の権利を得るところだった、続く5番・雄平から左打者が並ぶとあって、ベンチは秋山に代えて左腕・岩崎を投入した。

 しかし勢いづいたヤクルト打線を止めることはできなかった。1死一、三塁から、雄平に左前適時打。さらには6番・坂口にも右へ運ばれ、1死満塁に。続く川端には中前へ運ばれ、さらに2人の生還を許した。脅威の6連打。3点あったリードは一気にビハインドへと変わった。

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