能見が出場選手登録 中継ぎ配置転換に「しっかり自分の仕事をするだけ」
「交流戦、阪神-オリックス」(5日、甲子園球場)
阪神の能見篤史投手(39)が1軍の試合前練習に合流した。5月12日に抹消されて以来。中継ぎに配置転換されての再昇格。「しっかり自分の仕事をするだけ。できることをしっかりとできたら」と気を引き締めた。
チームの投手最年長で迎えた今季は、ローテの一角で3試合に登板。0勝2敗、防御率7・53と結果が出ず、2軍で再調整となっていた。
現在、高橋聡が左肩のコンディショニング不良で離脱。リリーフ左腕は岩崎だけで、首脳陣は経験豊富なベテランの配置転換を決めた。1日のウエスタン・ソフトバンク戦で八回から登板し1回を無安打無失点。イニング頭からセットポジションで2三振を奪った。3日の同戦でも七回から1回を3人斬り。完璧な内容で昇格を決めた。
中継ぎでの登板は2016年9月30日の巨人戦以来だが、本格的なリリーフ転向はローテに定着する前の2008年以来で「しっかり仕事ができるようにしたい」と登板に備えていた。
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