能見で“左不足”解消 オリックス戦から1軍昇格 リリーフとして

 阪神の能見篤史投手(39)が5日にも1軍に再昇格することが4日、分かった。この日、甲子園での投手指名練習を見守った香田勲男投手コーチ(53)が「近日中?そうですね」と示唆。5月12日の出場選手登録抹消後、2軍戦2試合でリリーフ登板を重ねたベテランが猛虎のブルペンを支える。

 経験豊富な左腕が戦線に戻る。先発ではなくリリーフとして満を持しての1軍復帰。能見は1日のウエスタン・ソフトバンク戦で八回から登板し1回を無安打無失点。イニング頭からセットポジションで2三振を奪った。3日の同戦でも七回から1回を3人斬り。中継ぎでの昇格へ準備を整えていた。

 信頼は揺るぎない。香田コーチは「金曜日(1日)、日曜日(3日)と連投ではないですけど、1日空いた中でのボールも内容も非常に良かったという報告は受けています」と説明。状態の良さにも期待がかかる。

 高橋聡が左肩のコンディショニング不良で離脱。リリーフ左腕は岩崎だけで「そういう中で、もう1枚左があるという、われわれの選択肢が増えるのはいいこと」と同コーチ。百戦錬磨の左腕がパ球団を封じる。

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