金本監督、リーグVへノルマは貯金「30前後」 毎月「最低3以上」を目標

 阪神・金本知憲監督(49)が22日、リーグ優勝に向けた貯金の目安を「30前後」に設定した。毎月最低でも3以上の貯金を目標に掲げ、理想は4つか5つの貯金を積み重ねていくことが、優勝への道筋となる。23日からはオリックスとの3連戦(京セラ)。オープン戦最終カードで、開幕へ弾みを付ける。

 オープン戦こそ、ここまで2勝と思うような結果が出ていないが、シーズンとは別ものだ。気持ちを切り替え、目の前の試合を大事に戦い、勝てる試合を確実に取っていく。その先に優勝が見えてくる。そのための目安として、金本監督が定めるのは、「30前後」の貯金数となる。

 「(貯金は)もちろん増やしていきたいよ。できるもんなら、いくらでも貯金はしたいでしょ?(優勝ラインの貯金は)30前後だろうね」

 昨年は5月上旬の段階で「月に3つ(の貯金)を目標にしたらいいやろ」と、毎月3つの貯金を目標に設定。6カ月で「18」の貯金を作って優勝に挑む計算だった。その中で、最終的に阪神は貯金「17」で2位。ただ、優勝した広島の貯金「37」という数字を考えれば、毎月「3」では不足することも事実。今季はその上を目指す。

 「最低『3』というだけ」と金本監督。続けて月に4か5の貯金が理想かという問いに「いければいいけどなあ」と願望を口にした。毎月、4か5の貯金を積み重ねていけば、昨年以上の貯金で、優勝にさらに近づけるというものだ。

 この日は投手指名練習だけが行われたため、野手は休養となった。23日からは京セラドームでオリックスとの3連戦。シーズンに入ってから明るい貯金生活を進めていくためにも、残り3試合で開幕に向けてはずみを付けたいところだ。

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