糸井 今季初実戦「めっちゃいい」5番DHで2タコも

 「オープン戦、阪神5-10ヤクルト」(13日、甲子園球場)

 結果だけでは分からないものがある。確かな手応えが残っていた。「5番・DH」で今年初実戦となった阪神・糸井は2打数無安打に終わったものの、明るい表情で言い切った。

 「(感覚は)めっちゃいい。(確認したいところは)今からする」

 そう言い残すと、そのままバットを持って室内練習場へ。次につながる内容となった2打席。まずは二回。先頭から打席に入ると、追い込まれた中での4球目の148キロ直球を打って一ゴロ。四回には2死からの打席となったが、2球目の147キロ直球を二ゴロ。安打こそ出なかったが、初実戦で速い直球に対応した中での結果だった。

 前日の練習後には、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の打撃フォームを研究していることを明かすなど、充実した調整を送っている。昨年はキャンプ前に右膝を痛めて調整に遅れが生じ、甲子園でのオープン戦に出場できていなかった。そう考えても、初実戦での収穫は大きい。

 この日は5番を打ち、福留、ロサリオらとクリーンアップを形成。金本監督は「(打順は)また変わります。(今は)試し。その時の調子にもよるし」と話す。チームとしても、不安を感じることなく糸井の置き所を試せることが大きなプラス材料となっている。

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