19歳・才木 開幕ローテ前進、堂々4回0封

 「オープン戦、阪神3-5DeNA」(6日、甲子園)

 高卒2年目のホープが甲子園のマウンドで躍動した。阪神の才木浩人投手(19)が五回から2番手で登板し、4回を1安打無失点と好投。伸びのある直球を武器に、六回は3者連続三振斬り。堂々たるマウンドさばきで、開幕ローテ入りへ大きく前進した。チームはオープン戦4連敗となったが、19歳の右腕が確かな成長の跡を見せた。

 聖地のマウンドで堂々としたたたずまいは、とても高卒2年目の19歳とは思えなかった。DeNA打線を力強いストレートで押し込み、狙い通りに変化球で空振りを奪い、時にはカウントも奪った。4回1安打無失点-。先発の藤浪に負けないインパクトを、才木が残した。

 「スライダーでストライクが取れましたし、ストレートで押していけた」と振り返った右腕。2番手で登板した五回、最速149キロのストレートでファウルを打たせてカウントを稼ぎ、変化球を低めに集めて三者凡退で立ち上がった。

 六回には上位打線を寄せ付けず、3者連続空振り三振をマーク。4イニング目となった八回2死から倉本に内角直球をうまく中前へ運ばれたが、続く乙坂を内角直球で三ゴロに仕留め、二塁を踏ませなかった。

 キャンプ時よりも低めのストレートが伸びてきており「変化(球)でカウントを取れたのが大きかった。課題だったので」と変化球の精度も向上。無四球でほとんどがカウント不利になることなく4イニングを投げ抜き、金本監督も「(藤浪も含め)2人とも前進ですね」と開幕ローテ入りに近づいた現状を明かす。

 その上で「ただちょっとセットポジションになって、(球威が)落ち気味になるかなというね。梅野の報告によるとね。あとはスタミナだね。先発ローテの投手だったら、四回以降、五回、六回、七回のスタミナが必要になるからね」と2つの課題を提示した。セット時の球威とスタミナ-。フィールディングなどの評価も高いだけに、この2つがクリアされれば、高卒2年目右腕のローテ入りも決して夢物語ではない。

 次回登板は先発として長いイニングのテストとなる見通し。本人は「きょうは4回を投げても疲れを感じなかった」と言い「アピールしていかないと。ローテ入りを狙っていきたい」と意気込んだ。

 「4回無失点は自信になりますけど、もっと上を見て直していかないと」-。現状に満足はしていない。開幕ローテ入りの目標へ、19歳の右腕は誰よりも足元を見つめている。

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