梅ちゃん正捕手争い 大アピール弾 新フォームで2の2

 「阪神紅白戦、白組4-4紅組」(27日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神は宜野座で紅白戦を行い、正捕手奪取を目指す梅野隆太郎捕手(26)が本塁打を含む2打数2安打1四球と、課題の打撃で猛アピール。守備面を含め正捕手争いで一歩リードした。今キャンプでは巨人・坂本勇をイメージした打撃改造に取り組んできたが、2日前にトップの位置を修正。好結果に結びついたことでフォームを固めていく考えを明かした。

 両手には確かな手応えが残っていた。試行錯誤の末に見いだした打撃フォームが間違っていないことを、左翼席に飛び込んだ白球が証明してくれた。一発を含む2打数2安打の奮闘に梅野は「これで固めていこうと思います」と力を込める。

 今キャンプは巨人・坂本勇の足の上げ方や間の取り方をイメージした打撃フォーム修正に取り組んできた。だが打席での感覚は決していいものとは言えなかった。転機が訪れたのは2日前。「前から後ろへトップを作るイメージを、初めから後ろに置いた」と振り込んでいく中で、一つの答えに達した。

 この日の打撃練習から明らかに打球が飛ぶようになった。いい感触を得て臨んだ紅白戦の第1打席。三回、高橋聡が投じた初球、135キロの直球を完ぺきに捉えた。打った瞬間に行ったと分かる文句なしのアーチ。続く四回の第2打席では追い込まれながらもファウルで粘り、最後は石崎のスライダーを見極めた。

 六回1死一塁の第3打席では馬場のスライダーに体勢を崩されることなく、左翼線へ打ち返す二塁打。昨季、打席で見せていた変化球へのモロさは完全に消えた。「直球も真っすぐも打てたことはよかったと思います」と充実の表情を浮かべた梅野。その姿は首脳陣に対しても抜群のインパクトを残した。

 金本監督は「どうしてもバットが遠回りする、後ろの肘が背中に入りすぎるから。修正した成果が出たのか偶然なのかは分からないけど、打つに越したことはないし、自信を付けてくれるに越したことはない。そこを直せばだいぶ変わってくると思う。元々、打撃センスがないことないし」と評した。

 あらかじめトップを後ろに置いておくことで、右肘が背中側に入りすぎる悪癖を解消した。トップの位置を固定することで変化球にも我慢できるようになり、スムーズなスイングが可能になった。

 「正捕手にという気持ちを強く持って、やるしかない」と意気込んだ梅野。課題の打撃に向上の兆しが見えた今、たった1人に与えられる開幕マスクの権利に最も近い男と言っても、過言ではない。

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