俊介、2桁盗塁目指す 1番定着へ今季は体重増よりスピード増
阪神の俊介外野手(30)が7日、甲子園クラブハウスで自主トレを行い、1番定着を目指す今季は2桁盗塁を目標にスピードアップに取り組む考えを明かした。
昨季は自己最少タイの1盗塁にとどまった俊介。「去年の数字が悪かったので、2桁(盗塁が)できれば相手にも嫌がられると思いますし、チームのためになると思うので」と力を込める。
昨季、盗塁数が減少した理由について「去年は体重を増やせ、増やせばっかりだったので。体重を増やすことによって(スピードが)落ちたのかな」と分析。30歳を迎えても「衰えは感じていない。うまくバランスを取りながらやっていきたい」と筋力を維持しながら体重をコントロールし、持ち前のスピードを取り戻す考えだ。
今月中旬から三重県伊賀市で行う自主トレでも「短距離のダッシュなどを増やすことも考えている。トレーナーの方と相談しながらやっていきたい」とスピードアップに重点を置く方針だ。
昨季終盤から1番に定着し、CSファーストSでも首脳陣の信頼は揺るがなかった。築いた足がかりを確固たるものにするために-。自身初の2桁盗塁を目指し、黙々とレベルアップに励んでいく。