虎の恋人・ロザリオ、捕手もOK「どこを任されても大丈夫」

 阪神が獲得に乗り出している前韓国・ハンファのウィリン・ロザリオ内野手(28)が3日(日本時間4日)、ウインターリーグが開催されている母国ドミニカ共和国でデイリースポーツの単独インタビューに応じ、一塁だけでなく捕手OKの姿勢を見せた。2日の試合で先発マスクをかぶり「来季も行けと言われればいつでも行けるように準備する。どこを任されても大丈夫」と言い切った。

 決してリップサービスではない。真剣なまなざしが、それを証明していた。

 14年まで本職だった捕手のポジション。ウインターリーグ出場2戦目となった前日のエスコヒード戦で先発マスクをかぶったロザリオは「韓国でも一塁と同じように捕手の練習をしていた。ノックを受けたり、ブルペンでボールを受けたり。シーズン中は何が起こるか分からない。行けと言われればいつでも行けるように準備する。その姿勢は来季も変わらない」と言った。

 前夜は試合前にリベラ監督からスタメン捕手を打診され、快諾。5月31日・斗山戦以来のマスクだったが、ブランクを感じさせないパフォーマンスで投手陣を引っ張った。

 参戦3日目のこの日は出場登録メンバーから外れ、調整にあてた。試合前の室内ケージで約1時間、バットを振り込んだ。

 阪神はロザリオ獲得に好感触を得ている。「4番・一塁」を期待されているロザリオが捕手に入れば、超攻撃型ラインアップが実現する。

 「一塁でも捕手でも指名打者でもどんな役割でもこなす自信はある。どこを任されても大丈夫です」

 期待の大砲が早くもフォア・ザ・チームの姿勢を見せた。

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