中谷、来季40発!「執念を出せば、いい結果に」ファンの前で倍増宣言!
阪神・中谷将大外野手(24)が25日、甲子園で行われた「ファン感謝デー 2017」で、金本監督らが今年活躍した若手を選ぶ「フレッシュ大賞」を秋山拓巳投手(26)とともに受賞し、2人で1000万円を贈られた。今季20本塁打をマークし成長を示した若虎は、出場したホームラン競争ではまさかの0本に終わったが、今季の倍となる来季40本塁打を“宣言”した。
新ユニホームに身を包み、壇上で中谷は誇らしげな笑みを浮かべた。「今年ちょっとだけできたご褒美かなと」。生え抜きの右打者では2006年の浜中以来となる20本塁打を達成。「ご褒美を次ももらえるように頑張りたい」と力を込めた。
賞金の使い道については、お世話になった方々への恩返しに使うという。また、「体のケアだったりサプリメントも」と、自らへの投資にも利用する考えだ。
年に一度のファン感謝デーでは、午後から行われたホームラン競争に参加した。柵越えは3点、外野フェンス手前に設置された目印を越えると1点。6スイングで、どれだけ点数を稼げるかというルールだった。
大山、高山、陽川とパワー自慢が集まり、投手陣からは打撃に定評がある秋山、藤浪が参戦した。高山と陽川が5点でトップに立った中、最後の打者として登場した中谷。だが、力んでしまった。なかなかフェンスを越えず、ファウルを連発。設置された目印さえ越せず、まさかの0点に終わった。
終了後、中谷は司会者からコメントを求められると「今季の20本がパーですね」と笑いながらも悔しそうな表情。来季の本塁打数の目標を問われると、空気を読んだのか「40本打ちます!」と倍増を“宣言”した。
イベント終了後、ホームラン競争で飛び出した40発宣言について、「言わされた感じですけどね(笑)」と振り返った中谷。それでも、目標は高い方がいい。
新スローガン「執念」も発表された。「打席で執念を出していけば、いい結果につながると思うので」。分厚い壁をぶち破ってみせる。中谷が執念で、真のホームラン打者の称号を勝ち取る。
関連ニュース





