西岡、秋季C参加へ フルメニューで復活目指す 片岡ヘッド「体イジメ抜いて」
阪神・片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)が25日、西岡剛内野手(33)へ猛ゲキを飛ばした。11月に高知・安芸で行う秋季キャンプに参加させる方針で、「若手と同じ扱い」と朝から晩までフルメニューを課す予定。巻き返しを目指す男へ、厳しくも温かいエールを送った。
「彼には野球のセンスがあるし、知恵もある。努力して、スイッチヒッターに挑戦してここまできたんだから。もう一度、体をイジメ抜いてほしいね」
試練は毎朝の早出特打から、日が暮れた後の走り込みまで。失ったものを取り戻すべく、背番号5はタイガースタウンで鍛錬の秋を過ごす。「本人も『安芸のキャンプへ』という気持ちがあるから。来た限りは若手と同じ練習量をこなしてもらう」。片岡ヘッド兼打撃コーチが、厳しい言葉で背中を押した。
西岡はこの日、甲子園での秋季練習に参加して汗を流した。左アキレス腱断裂から復活した今季は、わずか32試合の出場で打率・228。泥だらけになりながら、定位置奪取の道を歩む。
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