西岡、坂本CSイケる 9日にもフェニックス・リーグで実戦復帰

 背中の強い張りで2軍調整中の阪神・西岡剛内野手(33)と、右脇腹の筋挫傷で離脱している坂本誠志郎捕手(23)が、早ければ9日のみやざきフェニックス・リーグの巨人戦(サンマリン宮崎)で実戦復帰する見通しであることが6日、分かった。7日に鳴尾浜で行われる2軍全体練習のシート打撃に参加。状態次第で、一気にCSへの道が開ける。

 小雨が降る中、復活を期す2人の快音が鳴尾浜に響いた。西岡は、左打席のみ43スイングを行い、柵越え1本。坂本は広角に42本の打球を打ち分け、その後は両者そろって三塁でノックを受けた。グラウンドを駆ける姿は順調そのもの。山田2軍監督代行は「明日(7日)のシートで状態を見てから」と実戦復帰への道筋を明かした。

 シート打撃には、ドラフト8位・藤谷(パナソニック)ら若手が登板する予定。坂本は「できることをやってしっかり準備していきたい。(CSに)出られたらいい経験にもなる」と決意を込めた。

 ポストシーズンの経験が豊富な西岡、正捕手最右翼の坂本が戦列に加わればチームの厚みは増す。同じように1軍復帰を目指す糸原、原口の状態も順調だ。CSファーストSの初戦は14日。南国・宮崎で臨戦態勢を整え、戦いの場に舞い戻る。

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