阪神との席にも!?清宮父・克幸氏、球団面談「同席したい」

 今秋ドラフトで阪神が1位指名する方針を公表した早実・清宮幸太郎内野手(18)の父で、ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機で監督を務める克幸氏(50)が24日、大分市の大分銀行ドームで行われたキヤノン戦後、清宮が22日の会見でプロ表明した後、初めて口を開いた。

 最終決断は清宮が侍ジャパン高校代表として出場したカナダでのU-18W杯から帰国後、自宅で開かれた家族会議の場だった。清宮の意思を聞いた克幸氏は「いいんじゃないか」と答えたといい「本人の気持ちを大事にするのがうちの教育方針。一区切りというか、多くの人に支えられて独り立ちをする旅立ちの宣言ができた」と現在の心境を話した。

 22日の会見で、清宮はソフトバンク・王球団会長が持つ868本塁打の世界記録を目標に掲げた。克幸氏は「早実は門に入る前に王さんの記念碑がある。6歳から通ってきて、そういう夢とか、思いを持つのも当然」と理解を示した。

 来月26日のドラフト会議前に、希望球団との面談の場が設けられる可能性もある。克幸氏は「タイミングが合えば同席したい」と前向きに清宮の背中を押す考えだ。

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