阪神・小野2勝目、昇格ロジャースは5号2ラン

 「ヤクルト1-8阪神」(23日、神宮球場)

 阪神が効果的に得点を重ね、大勝で連勝を飾った。ヤクルトとの今季最終戦。18勝7敗、対戦6連勝と大きく勝ち越した。

 試合は四回、1死満塁からパスボールで先制。大和の中前適時打で2点目を奪った。さらに五回にはロジャースの5号2ランで追加点。中盤に大きなリードを奪った。

 先発の小野は中12日と間隔があいての登板。6四球と制球に苦しみ、「無駄な四球を出してしまい、球数が多くなった。反省しないといけない」と振り返ったが、5回3安打無失点と試合を作って、プロ2勝目をつかんだ。

 七回には梅野、代打・伊藤隼、俊介の3連続適時打で追加点。14安打、8得点の猛攻でヤクルトを圧倒した。

 この日、昇格したばかりのロジャースは、四回に左前打、五回に2ランを放つと、七回にも左前打でチャンスメーク。いずれも得点に絡むなど、即結果を残す形でアピールした。

 六回以降は岩崎、石崎、高橋、藤川とつなぎ、リードをしっかり守った。シーズンは残り9試合。ポストシーズンでの戦いに向けて、弾みが付く1勝になった。

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