阪神・V打の西岡、2000安打達成の鳥谷に「気分良く帰って欲しかった」
「阪神8-3DeNA」(8日、甲子園球場)
阪神が逆転勝ちで連敗を4で止め、鳥谷の偉業に勝利で花を添えた。
同点の七回。1死から坂本が中前打で出塁。続く代打・上本も三遊間を破り、一、二塁とした。さらに続く糸井は代わった砂田から一塁強襲の内野安打。満塁の絶好機で打席には西岡。1-1から3球目、123キロのスライダーを狙った。打球は詰まりながらも中前にポトリ。出場3試合ぶりの安打が、勝負を決める貴重な勝ち越し打となった。
西岡は2000安打を達成した鳥谷と並んでお立ち台に登場。「何とかチームが勝って、(鳥谷に)気分良く帰って欲しかった」と話して球場を盛り上げた。
鳥谷は二回の第1打席で右中間を破る適時二塁打。史上50人目の通算2000安打に達した。甲子園での2000安打達成は球団史上初めて。