先発・青柳が5回無失点の好投「最低限、自分の役目を果たすことができた」

巨人打線を相手に力投する青柳
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 「巨人-阪神」(9日、東京ドーム)

 阪神の先発・青柳が5回2安打無失点で、2点のリードを守って降板した。六回、2死一、三塁で打順が巡り、代打・西岡が告げられた。

 6月30日のヤクルト戦(甲子園)以来、40日ぶりとなった1軍マウンド。序盤から気迫の投球だった。初回、先頭の陽岱鋼にストライクが入らず、ストレートの四球を許した。だが、落ち着いて続くマギーを二ゴロ併殺に抑えると、坂本を三ゴロに斬って波に乗った。二、三、四回は3者凡退に。特に三回は3者連続三振に抑えた。

 五回、2死一塁から橋本到に、この試合初安打となる右前打を許すと、続く代打・宇佐見にも一、二塁間を破られ、満塁とした。だが、最後は代打・石川を右飛に抑え、ピンチを脱した。

 81球、6奪三振の熱投。「立ち上がり先頭に四球を出してしまいましたが、次のマギー選手を内野ゴロの併殺で打ち取れて、落ち着くことができました。野手の方が早い段階で点を取ってくれたので、相手打者を1人1人という気持ちで集中して投げることができました。5イニングと最低限でしたが、自分の役目を果たすことができたと思います」と振り返った。

 前日8日の同戦では先発岩貞が、4回6失点KOで2軍落ちした。先発陣にも疲れが見え始め、手薄になってきた状況で再昇格即、結果を出した。

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