金本監督、ドラ3才木を評価 5回6失点でも最速150キロ

 「ウエスタン、阪神7-6広島」(10日、鳴尾浜球場)

 阪神の金本知憲監督(49)が10日、鳴尾浜で行われたウエスタン・広島戦を電撃視察。お目当てのドラフト3位・才木浩人投手(18)=須磨翔風=に一定の評価を下した。5回6失点でも最速150キロを計測した直球には「悪いようには見えなかった」と評した。ただ後半戦の1軍デビューには「コントロールがまだやろうね。1イニング、リリーフならあるかもしれないけど、先発というのはまだまだ」と慎重な姿勢を崩さない。

 それほどスターターとして課題を露呈したゲーム。100球までという制限がある中で才木は「焦りが出てしまった」と言う。丁寧な投球ができず、二回に四球からピンチを広げて2点を失うと、三回に勝ち越し2ランを被弾。味方が逆転した直後の五回にも同点の2ランを浴びた。

 「抑えなきゃと思って力みが出てしまった」と才木。久保投手チーフコーチからはイニング間の準備や、マウンドに向かう精神面の甘さを指摘された。

 将来、1軍のローテに入っていけるだけの好素材。「課題が山積みなので、しっかり次に生かしたい」とレベルアップを目指していく。

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