「阪神－巨人」（７日、甲子園球場）

　阪神が２点を先制された直後、初回に攻撃で１点を返した。上本がマイコラスから４号ソロ。ここまでの最速１５３キロをフルスイングで打ち砕いた。

　いきなり２点のビハインドを背負った直後の攻撃。フルカウントから６球目。内寄りの直球を狙った。高々と舞い上がった打球は、放物線を描いて左中間スタンドまで到達。流れを引き戻す一発になった。

　５月２４日の巨人戦（甲子園）以来、出場３１試合ぶりの４号となった。今季４本塁打中、３本塁打が巨人戦（すべて甲子園）。阪神選手のマイコラスからの本塁打は福留（２０１５年７月１１日＝東京ドーム、１７年４月２１日＝東京ドーム）に次いで２人目（３本目＝甲子園では初）で、久々の一発が価値ある一打となった。