岩貞2試合連続初回に3失点「三振が取れていたのに打たれているのが反省」
「阪神3-5巨人」(7日、甲子園球場)
阪神の岩貞祐太投手が、巨人打線につかまり4失点。先発陣の課題である立ち上がりに不安を残した。
5イニングを投げて99球。制球にも苦労し、球数が増えていった。
一回は安打と四球で1死満塁のピンチを招き、5番・マギーを迎えた。左中間への飛球が飛び、打ち取ったかに思えたが、中堅・糸井が打球を見失いポトリ。走者1人が生還し、先制点を献上した。
その後も2死満塁で岡本に2点適時左前打を浴びて追加点を許すなど、聖地開幕戦で先制パンチを食らい嫌なムードが漂った。
「もうちょっと楽に考えればよかった。カウントを作るまでにそのボール(カウントを取るボール)で打ち取るイメージができれば初回は防げたと思う」
慎重になりすぎて、痛打されたことを悔やんだ左腕。二回には中井に一発を浴びた。
7三振を奪うなど決してボールは悪くない。左腕も「三振が取れていたのに打たれているのが反省。考えてしっかりやらないといけない。結果をもう一回、見つめ直してやっていく」と次回登板までの修正を誓った。
前回登板の1日・広島戦(マツダ)でも、初回に3失点。登板直前の準備など、調整方法を一新することも必要になってくる。
中継ぎの松田が7試合を戦った中で5試合に登板。登板過多などで故障につながるリスクもある。投手陣の起用を潤滑にするためにも、先発陣が奮起するしかない。
関連ニュース


