阪神・坂本、投手によって3色ミット使い分ける

 正捕手取りを目指す阪神の坂本誠志郎捕手(23)が13日、鳴尾浜で自主トレを行い、3色のミットを先発投手によって使い分けるプランを明かした。

 坂本の手には真新しい赤と青のミットがあった。キャッチボールで相手投手によって使い分け、ブルペンでは青のミットを使用。その意図について「ピッチャーによって使い分けができるように対応しています」と明かす。

 周囲が茶色で、捕球面が黒のミットを使っていたルーキーイヤーの昨季、ベテランの福原(現2軍育成コーチ)からこんなことを告げられた。「捕球面が黒いと、防具の色とかぶって見えづらいことがある」。その言葉を生かすため、新たに青と赤のミットをメーカーに発注した。

 「矢野さんからも『色は変えてもいい』と言われているので」と語った坂本。現在用意している3タイプを先発投手の好みによって使い分ける方針だ。

 早速、鳴尾浜のブルペンで投手のボールを受け「どんな色がいいかを聞いていきたい。キャンプでも聞きます。鳴尾浜で自主トレをしている選手は、今のうちに聞けるので」と今後、好みをリサーチしていく考えを明かした坂本。投手を気持ちよく投げさせることも立派な捕手の役割。その積み重ねが、バッテリー間の信頼関係へとつながっていく。

 捕手に求められるものはスローイング、キャッチングといった技術的な部分だけではない。投手の力を最大限に引き出すため、坂本は細部にもこだわっていく。

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