植田 打倒鳥谷&北條で正遊撃手の座狙う!走塁スペシャリスト目指さない

 阪神・植田海内野手(20)が11日、来季の目標について走塁のスペシャリストを目指すのではなく、あくまでも正遊撃手の座を狙いに行くと宣言した。鳥谷、北條との争いに割って入るため、今オフの課題に強いスイングの習得を掲げた。この日は地元・滋賀県の皇子山総合運動公園野球場で行われた野球教室「夢の向こうにin滋賀」で、高校球児320人に緒方や同郷の楽天・則本らと共に実技指導を行った。

 まずは俊足を生かして代走から、などという悠長な考えは植田にはない。「やっぱりスタメンで出て活躍したい」。幼い頃から憧れるベテラン鳥谷、今季台頭した北條という、高い壁を乗り越えポジションを取りにいく。

 レギュラー争いの土俵に上がるために欠かせないのは打撃力の向上だ。「勝つためにはバッティングが一番重要になってくる」と弱点を自覚すると同時に、克服のためのテーマもはっきりしている。

 「スイングスピードを上げたい。この時期なので合わせにいくスイングじゃなく、ティーやマシン打撃でも強いスイングを意識してやっている」

 俊足を生かすために15年春から両打ちに転向したが、一塁へ走りながらスイングするような内野安打狙いの“ソフトボール打ち”をするつもりはない。

 「ただ当てにいくだけだと(内野手が前に守って)内野安打にはならない。強く振ることを意識していく」。強い打球を打つことで相手の守備位置が深くなれば、当たり損ねも内野安打になる。

 シーズン終了後に参加したU-23W杯(メキシコ)では打率3割をマーク。日本の優勝に貢献したが「投手のレベルが高くなかったんで、自信とかには全然、ならなかったです」と高い次元を追求する。来季は強打を身に付けた植田が、レギュラー争いに割って入る。

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